『電池端子』 第13回優秀板金製品技能フェア優秀製品 微細加工部品の部・銀賞受賞 |
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(写真1) 製品形状の幅はほぼ6mm。
微小の世界で高精度加工が追求されている
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フェアには第1回目から出品しており、今回で13回連続して参加。
この間、銅賞を2回受賞、銀賞は今回が初めてである。 |
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まず平板の状態で"ダボ出し"を行い、外形をレーザー加工機で切断してベンダーによる曲げ工程に進むが、
曲げ加工の一番のポイントは"玉ダボ"のセンター出しと、その前面にあるR曲げ、そして玉ダボとの位置合わせだ。 |
写真4〜7 天地左右4方向から見た製品形状 |
(写真4) | |
(写真5)
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(写真6) |
第一次オイルショックのときにプレス加工から撤退した同社は、
以後、試作加工を中心とした精密板金に特化しながら、より高い技術分野の製品加工に挑戦し 続けてきた。 現在は小物の電子部品から家電のシャーシーやパネルまで幅広い形状に対応しているが、加工製品の種類は月間約1000点。
全売上げに対する精密板金部門の売上げ比率は約13%、社員数43名という陣容である。
今後の新たな展開として、すでに超高精度加工への取り組みが始まっている。 「超高精度パンチプレス"MERC"を、今年の1月に導入しました。顧客の開拓は今後の課題ですが、MERC導入を契機に、 日本の物作りを覆っている閉塞感から、何とか脱皮していきたいという強い期待があります。超高精度加工は日本でしかできない、 日本にしか残らない加工技術だとの思いもあり、他社に先駆けて導入することによって、市場を先取りするという 狙いもあります。 機械導入後に市場を開拓するというのは、わが社にとっては初めての経験ですね」(田中義也社長) 金賞受賞をスローガンに掲げて、次回のフェア出品も決定。同社の持つノウハウが次回ではどのように花開くのか、いまから楽しみである。 |
(写真7) |
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■田中電工株式会社 本 社 大阪市旭区高殿7-16-31 TEL06-6951-1131 金属部 大阪府門真市東田町22-8 TEL06-6904-5517 創 業 昭和15年8月 設 立 昭和23年8月 代表者 田中義也 資本金 7500万円 社員数 250名 事業内容 設計・開発から完成アセンブリーまでの総合電子機器事業、金属素材精密板金事業、 各種電子機器サービス事業、システム機器製造・販売事業 U R L http://www.tei-tanaka.co.jp |
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