データ管理と受けＣＡＤ機能

小規模なネットワークでは、AP100ジュエリー搭載のデータ管理（ミニSDD）により、サーバー（親機）として運用できます。各端末や自動プロ、NCT・レーザ・複合機・ベンダーとのネットワークが可能です。
また、受けCAD機能に優れ、DXF・IGES・DWGといった２次元CADデータの読込みから、素早い展開図作成が容易に行えます。

２ＤＣＡＤ機能　「立体姿図」と「展開図検証」

面合成と同時に自動作成される「曲げ属性入り立体姿図」、そして立体寸法、立体姿図の三面図表示により、ダイレクトに受注図面との比較検査が可能です。
入力ミス・図面の読み違いなどによる展開不良を未然に防ぎ、生産現場での展開検査や展開ミスによる２度作りを防止し、不良撃退に貢献します。

ＣＡＭ機能

パンチング・レーザともにアマダの加工ノウハウが詰まったCAM機能を搭載しています。
パンチングでは保有金型全体での自動割付で短時間に割付ができます。
またシート加工では、Ｇコード板取、図形板取、複数シート間板取で、仕分けを考慮した板取が可能で、作成したプログラムは、シミュレーションソフトにより画面上で加工状況を忠実に再現し自動チェックすることができます。
多彩な加工内容・マシンに合わせたＣＡＭソフトウェアをラインナップ、高付加価値生産を実現します。

ネスティング機能（オプション）

高速、高歩留まりの加工再現性を重視したＧコードネスティングです。矩形と異形のネスティングに対応、端材切断機能、マニュアル編集機能も充実しています。
加工段取りを考慮したスケジュールデータの作成が可能です。

三面図展開ソフト・組図検証ソフト等、豊富なソフトライブラリー

2DCADでは作成が困難な形状でも、三面図から直接立体形状を作成し、モデリング上で簡単に曲げや突合せ、バラシ等を定義できる三面図展開ソフトや、三方向のR、ルールド曲面の展開にも対応できます。
また、各部品図を同一画面上で組み合わせ、製品としての干渉や組み合わせ後の製品寸法を事前検証できる組図検証ソフトなど、製品形状に合わせた多様な展開機能をソフトライブラリーに取り揃えています。

ソフトライブラリーのご紹介はこちらから

曲げ工程（ＮＴベンダー）とのネットワーク

AP100ジュエリーで作成された、展開図・属性入り立体姿図は、ネットワークによりＮＣＴ、レーザ加工機はもとより、ＮＴベンダーで曲げ支援情報として活かされます。
この属性入り立体姿図は、板厚や材質にあった曲げ伸び値などが反映された３次元立体モデルで、Dr.ABE_BENDにより曲げ順、使用金型、金型レイアウト、Ｌ値／Ｄ値が自動決定され曲げプログラムが生成されます。
ブランク加工、曲げ加工ともに生産性の向上に大きく貢献します。