Dr.ABE_Bend


板金加工で最も機械稼働率の低い工程、ベンディング工程。
このベンディングデータ作成作業の外段取り化により、機械稼働率が飛躍的に向上します。

CG上で曲げ加工可否の検証
コンピューターグラフィックによる正確なバーチャル試作も可能なことから試作時間の削減にも貢献します。
全自動データ生成機能
自動工程生成は、ワーク(曲げ属性付き展開図)を選んで「自動ボタン」を押すだけ。結果は、成功(緑色)・注意(黄色)・失敗(赤色)の3段階表示します。作成される加工情報は、金型種類・金型レイアウト・曲げ順序・曲げシミュレーション・作業指示書・ベンダーのNCデータ等。
手動データ作成機能
展開図データを活用した立体入力モードが起動します。「金型レイアウト画面」「曲げ順指定画面」「シミュレーション画面」の3画面で、事務所でのベンディングデータ作成が可能です。曲げ順序決定は展開図上の曲げ線を選択するだけ。電卓で伸び計算をする必要もなく、各機械データ値を自動計算します。
加工機へのデータ配信
作成されたベンディングデータはASIS100PCLまたは、AP100のデータ管理(SDD)に保存され、ネットワーク対応ベンダーに配信できます。 ベンディングオペレーターは、加工機のNC画面に表示される立体シミュレーションを確認しながら、曲げ加工をスムーズに行えます。
作業指示書の出力
ネットワーク接続していないベンダーに対しては、作業指示書を出力できます。金型取り付け指示・曲げ順序等の情報が記載された帳票が印刷可能です。

Dr.ABE 多品目一括金型段取り
ソフト(オプション)
複数の部品に対して共通的なステップベンド金型レイアウトを自動生成する機能です。
一括金型段取りグループ及び一括金型段取りデータの自動生成
一括金型段取りにおける曲げデータの自動生成
リピート曲げデータから加工情報(曲げ順、金型、突き当て位置)を取得し一括金型段取りデータの自動生成
リピート曲げデータから加工情報を取得し一括金型段取りにおける曲げデータの自動生成が可能です。
この機能により部品ごとの金型段取り回数が集約されます。

Dr.ABE_Bend 標準ハードウエア構成

本体 Pentium4 3.0GHz CPU搭載マシン
メモリー 512MB
ハードディスク 80GB×2(ミラー仕様)
ディスプレイ 17インチ液晶

Dr.ABE_Bend 基本ソフトウエア
OS Windows XP Professional
Windows 2000 Professional

Dr.ABE_Bend ベンディングデータ作成モード
手動操作 <立体入力>モード
自動作成 自動行程作成Dr.ABE
※<立体入力>モード、自動行程作成Dr.ABEでのベンディングデータ作成には、
  曲げ属性入り立体図データ(ベンドモデルファイル)を必要とします。


Dr.ABE_Bend 対応機種
FBDV-NTシリーズ

3512、5012、5020、8020、8025、1025、1030、
1253、1503、1504、2003、2004

FMBU-NTシリーズ 184、3613
FMB-NTシリーズ 184、286、3613、5613、5620
HDS-NTシリーズ 5020、8025、1030、1303、1703、2203、2204、
3504、5006
※自動行程作成Dr.ABEはワンタッチ両面中間板、モジュラーツーリングシステムに対応しています。
※Dr.ABE_Bend対応機種はすべて標準機です。