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  1. ベンディング金型 加工情報
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■ R曲げ 30R〜

■ 30Rより大きいアール曲げを行う場合の標準金型は無いの?

30Rより大きいアール曲げの専用型は標準にはございません。また、10R〜30Rでご紹介したV曲げによる「送りアール曲げ」より良い品質・精度を得るためにも、オーダー品を使用することをお薦めします。

■ オーダー品によるアール曲げ


  • 上図の50R以上の筒曲げ(R曲げ)は通常3工程、5工程というように奇数工程数を選択した方が望ましいです 。
    (最後に中央部を曲げないとフランジが機械上部テーブルに干渉するため。)
  • 製品のR寸法や板厚などの条件によって、エアベンド、総型、ウレタン、カウンタータイプを選択します。
  • ケガキ合せの作業になり、うまくいかないとねじれる事があります。
  • オーダー品のため追加工より納期が必要となります。

注意事項 【アール曲げ時における多段折れ】

目安として ir(内R)/t(板厚)が30を超えると多段折れが起きると考えられます。

防止対策としてカウンタータイプをお薦めします。

例) ir(35)/t(1.0)=35・・・多段折れが起きます。